インタビュー企画   

【インタビュー】久津間英子さんに学ぶ「笑いヨガ」

2018年11月。日本コメディ協会員の久津間英子さんを講師に迎え、「笑いヨガ」のワークショップを行いました。ワークショップを体験した、同じ協会員の遠藤隆之介さんと浅海タクヤさんも対談に加わっていただき、久津間さんの笑いヨガのルーツに迫ります。また、後半では1回戦を素人で突破したという、M-1に参加したお話も伺いました。(2018年11月取材)


左:久津間英子さん、右:遠藤隆之介さん


<目次>


【第1回】笑いヨガとの出会い

【第2回】楽しいこと、面白いこと

【第3回】普段笑わない、笑えない人たちへ

【第4回】「M-1 2018」に参加した時の話

【第5回】「M-1」の話はつづく


<第3回>普段笑わない、笑えない人たちへ

遠藤 これから笑いヨガでやりたいこととかあるんですか?

久津間 今は主に東上線沿いで活動することが多いんですけど、もっといろんな地域で、自分のクラブを立ち上げたいっていうのはずっと言ってるんですけどなかなか叶わなくて。あとは、お年寄りだけじゃなく、若い人にも伝えたくて、それこそこの間「ワ・ラ・カ・ル・ト」の前説をやらせてもらったんですけど、あの時には結構若い人や何にも知らない人に向けて「ワーッ」てやれたっていうのはよかったなと。それと、演者さんの人たちがみなさん楽しみにしてくれていて、すごい激励の声いただいたのが、すごい嬉しくて。


遠藤 打ち上げの時もみんなで笑いヨガの掛け声やってから「かんぱーい!」ってなって。

浅海 いいですね(笑)。


遠藤 今日自分たちがやってみて、若い人とかも拒否とかないと思うんですよ、全然分かりやすかったと思うんで。

浅海 までも一番最初はやっぱりちょっと抵抗というか、なかなか笑わないとか、あるかもしれないですけど。

遠藤 はっちゃけることへの抵抗感みたいな。


久津間 そう。だから結構笑いヨガは、即興コメディ協会の方たちと一緒で、会社とかに呼ばれて公演打ったりもしてるんですよ。私はやったことはないんですけど、講師の方によっては会社方面で「笑顔大事」みたいな感じでやってるんですよね。

浅海 僕も即興コメディ協会さんとはつながるところがあると思っていて、横内さんがやったメニューの目的の部分と、今回やった笑いヨガの目的の部分って、すごい会社の人たちに向けての意味合いって似てるなって思ったんですよね。だからもっと会議室とかでみんなで「いえーい」ってできればいいですけどね(笑)。


日本即興コメディ協会横内さんとの対談記事はこちら。



浅海 それにしても(ワークショップでは)すごい量笑いましたね。笑うって顔だけのイメージですけど、ホントに全身使ったというか、全身使って汗びっしょりかいたなっていう感じですね。

久津間 走ってるわけじゃなくて、ただ笑ってるのに、めっちゃ汗かくっていう。


遠藤 久津間さんの話だと、大人は1日平均2回しか笑わないってこと考えると、1回の経験をするだけで、普段の何百倍のウェーブとか、パッションとかがぶわーって溢れるから、すごい体験だなっていう。

浅海 なんか悪いものが抜けたって感じがします。


遠藤 俳優さんとかも日常的にはシャイだったりとか、そんな笑わない人とか多いじゃないですか。だから表現者系の人とかにもめっちゃおすすめって感じですよね。

久津間 泣いたりとか怒ったりっていう芝居って楽だけど、笑う芝居ってできない人いるじゃないですか。「あははは」ってホントに笑うって。そういう時でも、なんかこの笑いヨガがいいのかなって。


遠藤 普段、浅海さんとかとも会議で話したりはするけど、ハイタッチしたり、足をはさんだりする距離感って基本ないから、距離感が縮まると人間的な関係性も変わるなぁっていう。

久津間 そうなんですよ。だから私、おじいちゃんとかいると、わざとハグ笑いってするんですよ。ハグして笑うっていう。おじいちゃん絶対逃げるんです。でも絶対捕まえてハグするっていう(笑)。そうするとすぐ入ってこれるようになるんですよね。

遠藤 肉体的な距離感を縮めるとね、心理的な距離感も縮まるんだっていうのはすごい新鮮でした。



浅海 でもこれから、どう伝えていけばいいですかね。体験してもらうのが一番早いんですかね。

久津間 体験しなきゃわからないと思います。

浅海 そうですよね。


久津間 外見だけだと、引くかもしれないですね。私も説明するとき必ず「引くと思いますよ」って言います(笑)。

遠藤 ガンガン活動して、受け入れられる土壌を作れるといいですね。



(つづきます)


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