インタビュー企画   

【インタビュー】(株)Alave 小濱さんが語る「演劇ごはん」

オーガニックレストランや自然栽培の野菜を扱っているお店など「食」と演劇をコラボレーションする「演劇ごはん」。コメディ協会会長の遠藤隆之介や協会員の佐藤史久なども参加させていただいているこのイベントを主催する(株)Alaveの代表取締役を務める小濱晋さんにお話を伺いました。※「演劇ごはん」は(株)Alaveの登録商標です。


左:遠藤隆之介さん、右:小濱晋さん


<目次>


【第1回】初めての「演劇ごはん」

【第2回】シームレスについて

【第3回】会社を立ち上げる

【第4回】現在と今後の「演劇ごはん」


<第1回>初めての「演劇ごはん」

遠藤 (小濱さんとの)最初の出会いだけ話したかったんですけど、すごい偶然ですよね。劇場で隣の席だったっていう。

小濱 あ、そうそうそう。


遠藤 2015年くらいに、とある劇団の公演を見に行った時に隣に座ってて、「あれ?どっかで見たことある」って思って「(以前の公演に)出てらっしゃいましたよね」って。

小濱 僕に言ってくれたんですよね。


遠藤 その時「演劇ごはん」の着想とかはまだ。

小濱 全然でしたね。


遠藤 前に所属されていた団体では企業のオフィスとか、シェアオフィスとかでイベントのような演劇をやってましたけど、「演劇ごはん」になるまでにどういう流れがあったんですか?

小濱 そうですね・・・プライベートに変化があったっていうのが一番大きかったんですよね。その辺りで考える機会がまあまあできまして。


遠藤 もともと食べ歩き自体は趣味だったんですか?

小濱 趣味ってほどではないですけど、例えば誰かとご飯行こうってなった時は、なるべく行ったことない自然食のお店とかに行こうとはしてました。



遠藤 最初のお店は昔から行きつけだったんですか?

小濱 いや、一回ちょっと前に行ってて「おいしかったな」っていうのがあって、着想した時に「あそこでできるな」って思い返して、もう一回食べに行った時に話したんですよね。


遠藤 企画を話した時の飲食店の反応はどうだったんですか。

小濱 (そのお店も)貸切とかはやってたので、その感覚で「まぁいいですよ」って言っていただきました。 料理も既存のコースがあって、特別コースとかを作るわけじゃないから、貸し切りでいくらのコースでっていう感じで、それに合わせてやっていただいた感じですかね。


遠藤 コメディをやることは決まってたんですか?

小濱 コメディはやろうと思ってました。


遠藤 で、お店が決まって、出演者を集めていく感じだと思うんですが。

小濱 そうですね。僕の中でいい人から順に声をかけていきました。


遠藤 小濱さんの思う「いい俳優さん」ってまた、演劇の「いい俳優さん」とはちょっと枠が違いますよね。垣根がない方、みたいな。

小濱 「純粋な方」ですかね(笑)


遠藤 最初の公演は僕が演出を担当したんですけど、正直その時は、照明も変わらず暗転もできず、音響も限定されて、舞台袖すらない場所で演劇なんてできんの?って思ってたわけですよ。で、佐藤さん(※1)の脚本を読んだら、シナリオ分岐ポイントとか、食べ比べポイントとかすごい、通常の台本にはないものがめっちゃあって、これを演出?みたいな感じでもう、不安しかなかった記憶があります。


※1 佐藤史久さん。「演劇ごはん」第1回目の公演の脚本を担当。日本コメディ協会の監事でもある。


遠藤 1回目の公演をやってみてどうでした?小濱さんのイメージに近かったですか?まだまだ荒削りだなとか。

小濱 イメージというより、理論的に整合性はついているはずだから、それがお客さんに受け入れられるかどうか、を試してみたかったんですよね。


遠藤 手応えはありました?

小濱 そうですね。ありましたね(笑)



「演劇ごはん」のHPはこちら。



(つづきます)


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